LOVE=? その2
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前回は楽曲の質の一貫性という点からイコラブの魅力について述べました。
今回はとある動画を通して、イコラブの魅力について述べていきたいと思います。
イコラブは公式チャンネルにて、オーディションの時から節目節目ごとにドキュメンタリー動画をアップしています。
メンバーの苦悩や舞台裏での素の姿が見られるのは、ファンとして嬉しいことですし、私も暇つぶし程度の気持ちで見始めました。
しかし、オーディションで合格し、初々しい彼女たちの姿を微笑ましく眺めていたのも束の間、怒涛の強化合宿編が始まります。
動画の大部分で講師の先生に怒られ続けるメンバー。ここまで情けない姿を公開するというのは普通できないことですし、ファンとして見ていて気持ちいいものでもありません。
しかし、これこそがアイドルに必要なドラマ性なのではないでしょうか。
最近のアイドルは、臭いものには蓋をして、いつでもキラキラしていようとするばかり、逆にそれが不自然に見えてしまいます。
裏で何か起こったとしてもファンには何も知らされず、アイドルとファンの乖離が見受けられることもありますが、イコラブはそんなグループとは違い、全部を見てもらおうとしています。
それによって、ファンも推すからには筋を通さなければという気持ちになります。
指原Pは自身が根っからのアイドルヲタクであり、ヲタクの気持ちをどんなアイドルよりも理解しているからこそ、あれだけの人気を誇っているわけで、そんな彼女がアイドルをプロデュースするとなれば、ヲタクの心をしっかり掴んだものにならないはずがありません。
昨今のアイドル界は、アイドル運営はヲタクを馬鹿にした殿様商売のようになり、ヲタクは接触で承認欲求を満たすかライブで騒ぎたいだけの人になりつつあります。
アイドルは全力のパフォーマンスを届け、ヲタクは全力の愛を届ける。そんな相互の関係がアイドルの理想形なのではないでしょうか。
それに今最も近いと思われるイコラブの今後に期待していきたいです。